コウライシバは育て方ひとつで柔らかな葉っぱになります。
3種類の土と堆肥をバランスよく配合して、砂の割合も独自に計算してよく混和させます。
柔らかな芝生として人気のあるTM9ですが、元々コウライシバの改良種ですので土が悪いと先祖がえりを起こして、コウライシバに戻ったかのように
チクチクした葉っぱになります。
高価なTM9を植えたのに葉っぱが少しも柔らかくないし、直接座るとチクチクするというご相談をよくいただきますが
外構施工時の路盤と客土に問題があります。
ほとんどの外構屋さんはあまりご存じないのか、気にされていないのだと思いますが、
植物にはとても大事な根っこにかかわる部分ですのでもう少し大切に扱ってほしいと思います。
この写真は目地張りをしていますが、最近は目地無しで張りますので少し多めに芝生が必要になります。
ここでTM9で思い出したことを一つ。
年1~2回の芝刈りで大丈夫というキャッチフレーズですが、地下水と付近の土壌との関連で毎月芝刈りを
しないと伸びすぎて困るというお庭もありますので、植物はどれも世話が大変な面もあります。
だから余計に癒されるのかもしれませんね。